インフルエンザの感染は若い世代を中心に広がりを見せています。
宮崎県内の定点医療機関あたりの感染者数は過去最多を更新し、調査開始以来最も多くなりました。
宮崎県によりますと、12月14日までの1週間に県内28の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は2798人で、前週の約1.6倍に増えました。
1つの定点医療機関あたりの患者数は99.9人で、調査を開始した1999年以降で最も多くなりました。
宮崎県内全ての保健所管内で流行警報レベルを超えています。
患者は15歳未満が全体の約8割を占めていて、県教育委員会によりますと、公立小中学校と高校・特別支援学校では、2校で学校閉鎖、11校で学年閉鎖、53校で学級閉鎖となっています。
県は、手洗いやこまめな換気を呼びかけています。
またこれから年末にかけて人と会う機会が増えます。
高齢者と会う際はマスクを着用してください。