宮崎県西都市の小学校で、500年前から地域に伝わる「米良大根」についての食育の授業が行われ、児童が収穫を体験しました。
西都市の妻南小学校の2年生約80人が収穫したのは、学校で育てた米良大根です。
糸巻大根とも呼ばれる米良大根は、西米良村や西都市の東米良で栽培されてきた伝統野菜で、表面に紫の縞模様があり一般的な大根より甘みがあるのが特徴です。
(児童)
「色が紫だったから、びっくりした」
(児童)
「楽しみにしていて、こんなに大きくなるなんて思っていなかった」
収穫後、児童は種を提供した黒木真一郎さんから歴史や特徴などを聞きました。
(黒木農園 黒木真一郎社長)
「500年前から作られている大根が地元にあるんだということを子どもたちに知っていただき、味を子供たちに覚えてもらって次の世代につなげていただければ」
収穫した米良大根は、19日にサラダやお好み焼きにしてみんなで味わうということです。