初の全国舞台に挑む新居浜東高校の女子駅伝チーム
愛媛県立新居浜東高校、陸上競技部の女子駅伝チームが初めて全国高校駅伝の舞台に立つ。
チームは１１月行われた四国高校駅伝で３位に輝き、「都大路」の愛称で知られる高校生アスリートの憧れ、全国高校駅伝大会に初めて挑む。
駅伝の魅力は「チーム全員でタスキをつなぐところ」
松平えれなキャプテン：
（Ｑ．駅伝の魅力は？）
「チーム全員でタスキをつなぐところ。あとは見ている人たちに、感動を与えられるところだと思っています」
チームを引っ張る３年生のキャプテン松平えれな選手。真面目にコツコツと練習に励むチーム１の努力家だ。
白石圭佑監督：
「陸上競技に対する思いが非常に強い選手ですので、そういった思いを後輩やチームに伝えることが、この１年間ですごく上手になったと感じております」
中学時代にも全国を経験したことがある期待のルーキー
他にもチームで一番の速さを誇る源代恵麻選手。都大路を決めた四国高校駅伝では、１年生ながら区間賞を獲得！中学時代にも全国を経験したことがある期待のルーキーだ。
源代恵麻選手（1年）：
「全国大会というのは強い選手が集まるなかで、自分自身の力も試せますし、強い選手と戦っていい刺激をもらえるので、１年生としていいスタートを切れたらいいなと思います」
力強い走りを見せる新居浜東駅伝チーム
先行逃げ切り型で力強い走りを見せる新居浜東駅伝チーム。そんな彼女らを陰で支えるある心強い存在も。
宇佐亮子管理栄養士：
「練習量が落ちた時は食べる量を調整しないといけないのに、お腹は空いちゃうという現象が起こるわけです。そしたら何が必要かって言うと毎日体重測定をして、自分のコンディションを確認するっていうのと、逃げる熱を逃がさないようにするという工夫がいります」
管理栄養士と女性クリニックの医師がサポートに
走る練習以外の強化も図ろうと、６月から管理栄養士と女性クリニックの医師がサポートに入った。メンバーの食事や体調管理、女性アスリートならではの悩みなどに応えてくれる。
源代恵麻選手：
「夏に怪我してた時があって、その中で怪我にならない食事などをしっかり教えてもらって。山本先生の病院ではホルモンバランスを測らせてもらって、自分自身の身体と向き合うことが出来ています」
くすの香女性クリニック・山本恵理子院長：
「身近に相談できる相手がいたらいいよねと、なるべくその子たちの立場に立って、こういったお薬の使い方があるよと提案させてもらっています。やっぱり可愛いですね。親戚の娘さんみたいな気持ちで、すごい近い距離で応援させてもらっています」
「先輩からタスキをもらって渡せるので楽しみ」
松平えれなキャプテン：
「今年のチームは笑顔が多くて明るいチームなので、練習中も楽しくできていて、元気なチームだと思います」
源代恵麻選手：
「今まで一緒にやってきた先輩からタスキをもらって渡せるので、楽しみです」
チーム初の都大路全国高校駅伝は１２月２１日、号砲が轟く！
