チームみらいの安野貴博党首は18日、自民党と政策合意を結んだと発表した。
チームみらいは、16日の2025年度補正予算の採決に賛成していて、安野氏は、「前向きな政策合意の覚書を交わすことができた」ことが、補正予算に賛成した根拠だったと明かした。
政策合意には、
▼未来への投資として、出産・子育て支援の充実
▼物価高対策として、「プッシュ型支援」の更なる有効活用
▼国会のDX化として、参議院のデジタル化の拡充
▼政治資金の透明化として、独自ツールである「まる見え政治資金」の自民党への利用促進
の4つの項目を掲げた。
参議院では少数与党が続く中にあって、安野氏は、「一つの政策合意が結べたことは、関係構築においては意味のあることだ」と、与党との関係を前向きに評価した一方で、「いろんな政党と様々な連携を強化していきたい」とも述べて、これまでの「是々非々」姿勢は変わらないと強調した。
安野氏は、5月の結党を含め2025年を「いろんな選択を迫られた1年だった」と振り返えった。
結党2年目となる2026年も、存在感を示すための「選択」が続くことになりそうだ。