◆香川県庁近くの菊池寛通り交差点で1月から社会実験
香川県などは12月17日、高松市中心部の中央通りと菊池寛通りが交わる、菊池寛通り(中央公園南)交差点で、車と歩行者が通行する時間を完全に分ける「歩車分離式信号」に変更する社会実験を2026年1月28日午前10時30分ごろから始めると発表しました。
◆実験は1年程度…導入の可否判断へ
中心市街地の回遊性向上を図るため、1年程度実験を行い、本格的に導入するかどうか決めることにしています。
交差点の東側には琴電瓦町駅、複合商業施設の丸亀町グリーンが、西側には香川県庁や高松赤十字病院、県立高松高校があり、中央通りを横断する人が多いことから、社会実験を行うことになったものです。
◆信号機の点灯順変更…県など「正面の信号をよく見て通行を」
社会実験の期間中は信号機の点灯する順番も変わります。中央通りの南北の車などが通行した後、菊池寛通りの東西の車などが通行、その後、歩行者や自転車が渡れるようになります。交差点を斜めに横断することはできません。
県などは交差点を通行する際は、正面の信号をよく見て通行するよう呼びかけています。12月18日から交差点周辺に看板を設置し、社会実験を周知することにしています。