田畑裕明衆院議員の不適切な党員登録問題を受け空席となっている衆議院富山1区支部長の選任について、自民党富山市連の藤井大輔支部長は年内に決めるのは難しいとの見方を示しました。

これは18日朝に開かれた自民党富山市連の会合の後、報道陣の取材に対し答えたものです。

*自民党富山市連 藤井大輔支部長
「候補者ということを誰々さんということにするのは年内は難しいでしょうね」

富山1区の支部長選考を巡っては、田畑議員以外での選考を進める県連や富山市連と田畑議員との間で対立の溝が深まっていて、今月13日に次期衆院選の公認を決める党本部の指示を受け、田畑議員本人への聞き取りが行われていました。

聞き取りを踏まえ18日の会合では、2人の議員が田畑議員への支持を表明したものの、信頼回復につながっていないことなどから、支持できないとする意見が多くを占めたということです。

市連は今月21日に開く各校下支部の役員が出席する会合で、田畑議員が説明責任を果たしたかについて意見を集約し、今月24日にも県連を通じて党本部に上申する方針で、党本部の判断を踏まえて支部長の選考を進める考えです。
(富山テレビ放送)
