HIVや梅毒の早期の診断と治療につなげようと県は、12月から、誰にも会うことなく郵送で行える匿名検査を始めています。
【原竹アナウンサー】
「インターネットで申請・支払いをするとこちらの郵送キットが届きます」
キットの中には、説明書のほか、採血用のろ紙や針が出てくる器具が入っています。
【原竹アナウンサー】
「こちらの器具のキャップを外し、白い先の部分を指に押し当てると、針が出て採血できるようになります」
ろ紙に自分の血液をしみこませ、封筒に入れ郵送で戻します。
自分の住所や名前などの情報と、検査結果を確認するための申し込みIDなどは紐づかないため、匿名で検査結果を確認することができます。
【佐賀県健康福祉部健康福祉政策課感染症対策担当 馬渕美琴技師】
「陽性の場合でも検査会社が専門の医療機関に受診調整までサポートを行いますので、安心して受けていただければと思います。HIVや梅毒に不安を感じている方はもちろん、一度検査を受けてみたいという方に対してもこの機会に是非検査を受けてみていただきたいと思います」
県内では去年、HIVの感染者が2人、梅毒の感染者が84人で、特に梅毒は高止まりが続いています。
検査の申し込み期間は来年2月14日まで、費用は500円で、インターネットからの申し込みが必要です。