アマゾンが石川県内に初めてオープンした物流拠点が17日、メディア向けに公開されました。

17日に公開されたのは野々市市に今年9月にオープンしたアマゾンの野々市デリバリーステーション。

秋末アナ:
「新たにできたアマゾンのステーションは荷物の仕分けから配送まで全てオールインワンで行う拠点です。」

ステーションの中では集荷した商品をスキャンしてその日の商品の数や時間などをもとに配送ルートを決定します。また商品を配送先の地域ごとに仕分けるなどの作業を行っています。これまで拠点がなかった石川県では都市部にある拠点で仕分け作業を行い、業者に配送を委託していました。今回、拠点が完成したことにより仕分けから配送まですべて自社で行うことができます。

このステーションが扱うのは金沢市や野々市市、小松市などの県中心部で、700万点以上の商品で翌日配送、数万点の商品で当日の配送もできるようになったということです。

アマゾンジャパン ダニエル・スンウォン・ジョンさん:
「お客様がほしいものを欲しい時に精密な信頼性あるデリバリーができることで以前よりも便利なサービスの提供ができると思っています。」

このほか、アマゾンが個人の配送業者と直接契約を結ぶAmazonFlexの制度を導入します。今後は物量が増えることによって新たな雇用の創出にも期待を寄せていました。

石川テレビ
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