岡山市が進める新アリーナ整備の関連費用を盛り込んだ補正予算案が、12月17日に閉会した11月定例市議会で可決されました。

事業が本格的に動き出します。11月定例市議会には、新アリーナ建設予定地の測量や地質調査、コンサルティング会社とのアドバイザリー契約などアリーナ関連費用2億680万円の予算案が提案されています。

最終日の17日、「財政上、問題なく岡山市に必要な事業」、「アリーナよりも市民の生活を優先するべき」など、賛成、反対それぞれの討論のあと採決が行われました。
採決の結果、賛成多数で予算案は可決されました。

この事業は、北区野田に最大収容人数1万人とする新しいアリーナを建設するもので、建設費用は約280億円に上ります。市は、2025年度中に住民説明会を開き、2026年度中には、アリーナの運営事業者が決まる見込みで、7年後、2032年度の完成を目指します。

このほか、児童1人当たり2万円、市民全員に3000円を支給する物価高騰対策費用など、追加提案の補正予算案など合わせて67議案が可決されました。

岡山放送
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