三豊市議会の男性議員が市の職員に対してパワーハラスメントが疑われる行為をしたとして、山下昭史市長が市議会に事実関係の確認を求めていた問題で、市議会は12月17日、パワハラ行為があったとする調査結果を報告しました。
三豊市議会の丸戸研二議長が山下市長に報告書を手渡しました。この問題は、横山強議員が2025年9月、議場内で市の職員が手渡した答弁書を目の前で破り、この職員に対して大声で侮辱的かつ威圧的な発言を繰り返すなどパワハラが疑われる行為があったとして山下市長が議会に対し事実関係の確認を申し入れていたものです。
報告では、議会が設置した第三者委員会の意見書をもとに答弁書を破るなど2つの事案についてパワハラに該当すると認定しました。また、報告に先立ち行われた市議会の本会議では横山議員に対する議員辞職勧告決議案が賛成多数で可決されました。
市議会が設置した政治倫理委員会の聞き取りに対し、横山議員は、パワハラ行為を一切認めていないということです。