立憲民主党の野田代表は17日、両院議員総会で、高市首相の政権運営について「独断専行で勝手に物事を決めていく体質があることがつくづくわかった」と述べ、「来年の通常国会でも同じような傾向があるとするならば、極めて危うい」と強調した。
具体例として、「旧姓使用拡大の法制化」を高市首相の「私案」と断じ、政府が法案提出を検討していることについて「最高権力者として権力の行使の仕方に問題がある」と批判した。
両院議員総会後、取材に応じた野田氏は、高市首相の台湾有事に関する国会答弁や、与党内で「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」とするいわゆる「非核3原則」のうち「持ち込ませず」の見直しを検討していることなどを挙げ、「どんどんと(高市首相の)個人の思いで実現していくことを、むしろ来年は多用するんじゃないか」との見方を示し、「厳しくチェックしていく必要がある」と対決姿勢を示した。
野田氏は、自民党と日本維新の会の連立政権について「関係は極めてギクシャクしている」との見方を示し、「トップ同士で物事を決めても、下まで咀嚼(そしゃく)されて理解されていない」との分析を披露した。
そのうえで、来年の通常国会について「政策実現というより考え方の違いを示していく。我々は政権を目指している。どういう政権になるのかを明示していかなければならない」と、決意を述べた。