新年に、より快適な温泉を利用してもらおうと武雄温泉で年末恒例の大掃除「すす払い」が行われました。
武雄温泉は利用客への感謝と新年に快適な温泉を提供しようと1年に1度・12月中旬に全ての施設を休業し、1年間の汚れを落とす「すす払い」をしています。
17日は、従業員が国の重要文化財に指定されている楼門にたまったほこりや汚れを長さ約3メートルの竹の笹を使い落としていました。
また、元湯のタイルをブラシで掃除し、天井のすすも払い落しました。
【武雄温泉株式会社・蘭勝則総務課長】
「来年は午年でもあるので飛躍の年にしていきたい」
武雄温泉によると、今年は猛暑で夏の集客に苦戦したということですが、佐賀を舞台にした映画ゾンビランドサガの聖地巡礼などで10月後半から客足が回復し、入浴客の数は前年度を超える見通しだということです。
武雄温泉は、18日の午前6時半から営業を開始し、年末年始も通常通り営業する予定です。
