愛子さまが14日、千葉・市川市にある新浜鴨場(かもば)で、初めて「鴨場接待」に参加された。
各国の大使らに英語であいさつされたほか、佳子さまに手順を確認しながら放鳥に挑戦。
笑顔あふれる和やかな雰囲気の中、国際親善の役割を果たされた。
初の「鴨場接待」大使ら一人一人と目を合わせ…
14日午前10時ごろ、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまと、秋篠宮家の次女・佳子さまは、千葉・市川市にある宮内庁の鴨場に到着された。

グリーンのジャケットにチェックのスカート、ロングブーツ姿の愛子さまは、キューバなど12カ国の大使らと握手を交わし、大使ら一人一人と目を合わせ、英語であいさつされた。

愛子さま:
Very nice to meet you too. It’s a fine day.(お会いできてうれしいです。良いお天気ですね)
I hope you will enjoy.(楽しまれますように)
コスタリカ臨時代理大使:
Thank you, I hope you will too.(ありがとうございます。愛子さまも)
愛子さま:
Thank you.(ありがとうございます)

14日に行われたのは、各国の駐日大使らが日本伝統のカモ猟を体験する「外交団鴨場接待」。
愛子さまが参加されるのは初めてだ。
陛下がプロポーズされた思い出の地
両陛下も皇太子時代にこの行事に臨まれた、ここ新浜鴨場は、天皇陛下が皇后さまにプロポーズをされた思い出の場所でもある。

陛下は、1993年1月の会見で「10月の3日に千葉県の鴨場でもって、雅子さんの方に『私と結婚していただけますか』というようなことを申しました」と述べられている。

ご家族の思い出深い場所で、初めて行事に参加された愛子さまは時折、参加した経験のある佳子さまに手順などを確認される様子も見られた。

愛子さまは、カモを1羽捕獲することに成功したと大使に説明し、その後、周囲に励まされながら、初めての放鳥に臨まれた。

両手でそっと放ったカモが池に向かって歩き始めると、愛子さまはホッとした表情を見せられていた。

最後には、佳子さまとお二人そろって放鳥に臨み、「せーの!」と、いとこ同士、息を合わせてカモを放たれた。

笑顔あふれる和やかな雰囲気の中、愛子さまは佳子さまとともに、国際親善の役割を果たされた。
(「イット!」2月14日放送より)