佐賀市は新たな産業団地を久保泉工業団地の西側と諸富の味の素九州事業所北側を候補地とし、1月にも地元への説明を始める方針を示しました。
佐賀市が整備する計画の新たな産業団地のうち諸富地区は、味の素九州事業所の北側に最大約22ヘクタールが確保できるとしています。
有明海沿岸道路のインターチェンジにアクセスしやすく、天然ガスの輸送導管に近いこと、県営の工業用水に接続できる可能性があることなどを選定理由に挙げています。
一方、久保泉地区は久保泉工業団地に隣接する西側に最大約16ヘクタール、長崎自動車道のインターチェンジに近く、既存の企業の規模拡大の受け皿としても期待しています。
1月にも、地元への説明を始める予定です。
佐賀市は今議会の一般質問で新たな産業団地を作る考えを明らかにしていて、産業団地の土地利用の規制を緩和するため関連する条例案を来年6月にも市議会にはかる方針です。