JR九州が博多ー肥前鹿島間を走る特急「かささぎ」の減便を決めたことについて、山口知事は「“こんなはずでは”が起こる証拠だ」などと話し、新幹線をめぐる議論については慎重に進める姿勢を改めて示しました。
【山口知事】
「1つ1つ丁寧にやらないと、何となく甘い見込みで前に進めていくと、こんなはずじゃなかったっていうことが起こり得るという証左になったのではないかと」
先日、JR九州が博多ー肥前鹿島間を走る特急「かささぎ」の減便を発表したことについて、山口知事は県議会後、報道陣に対して「大変残念、丁寧に議論進めないと“こんなはずでは”が起こる証拠だ」などと話しました。
そのうえで、九州新幹線長崎ルートをめぐる議論について次のように述べました。
【山口知事】
「当たり前のように多大な負担をして在来線に犠牲を払ってでも新幹線が欲しいものだっていう前提がいかがなものか?ということをみんなが知ったきっかけになってるんじゃないか」
また11月の定例県議会は16日最終日を迎え、病院や福祉施設への支援などを盛り込んだ、272億円あまりの一般会計補正予算などが可決されました。