熊本県は、8月の記録的大雨について県民に行ったアンケート結果を公表。避難しなかった理由を尋ねたところ、「雨が激しくて、外に出るのが危険だ」と答えた人が約2割に上りました。
これは、熊本県が16日、市町村と合同で開いた8月の記録的大雨についての「改善検討会議」で明らかにしたものです。
県は、住民の避難行動などを把握するためアンケートをインターネットで実施。2402人が回答しました。
このうち93%の2245人が「避難しなかった」と答え、理由については「自宅は安全だと思った」が最も多く1310人で58%に上りました。
次いで、「雨が激しくて、外に出るのが危険だと感じたから」が415人で18%でした。
県は、「雨が強くなる前に避難する予防的避難の呼びかけに力を入れていきたい」としています。