仕事を求める人1人に対し、いくつの仕事があるかを示す広島県内の有効求人倍率は、今年10月時点で「1.36倍」と、3カ月連続で前の月を下回りました。

広島労働局によりますと、今年10月時点の県内の有効求人倍率は「1.36倍」で全国で8番目に高いものの前の月に比べ0.04ポイント低く、3カ月連続で前の月を下回りました。

新規求人数は2万2328人で、前の月に比べ10.3%減少しています。
新規の求人を産業別でみると、宿泊・飲食サービス、卸・小売り、情報通信など7つの業種で減少した一方、建設、教育・学習支援、運輸・郵便など4つの業種で増加しています。

こうした雇用情勢について広島労働局は「人手不足を背景に求人が求職を上回って推移しているが、持ち直しの動きに弱さがみられる」として、「物価の上昇などが雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」と分析しています。

テレビ新広島
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