世界遺産の島・宮島の今年の来島者数が先月末で460万人を超え、1年間の来島者数が2年連続で過去最多を更新するペースとなっています。

廿日市市によりますと、今年1月から先月末までに宮島を訪れた人は460万4406人で、去年の同じ時期と比べておよそ12万人上回りました。

今年の来島者数の合計は去年のおよそ486万人を上回る見通しで、そうなれば2年連続の過去最多更新となります。

来島者数の増加について廿日市市は、今年10月に花火大会のイベントが開催されたことなどが背景にあるとみています。

宮島の来島者数はコロナ禍だった2021年に過去最少となりましたが、その後は厳島神社の大鳥居の大規模修復の完了やG7広島サミットなどで増加傾向となっています。

市は今後、「厳島神社」の世界文化遺産登録30年に向けて記念事業の実行委員会を立ち上げ、さらなる機運醸成に努めるとしています。

テレビ新広島
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