宮崎大学医学部附属病院は来年4月から木曜日を休診とし土曜日を診療日に変更します。

宮崎大学附属病院は来年4月から、土曜日に外来の紹介患者を受け付けます。
定期的な再診は受け付けません。

土曜日の午前中は約30の診療科で6つずつ初診枠を設け、地域の医療機関から紹介された患者を、その日のうちに受け入れることも想定します。

土曜日を診療日にして木曜日を休診日とすることで、医師などの連続勤務の回避や平日の来院が難しい患者の診察に対応する狙いです。

また、患者の退院が多い週末に新たな入院患者を受け入れることで、病床稼働率が増え、経営改善につながることが期待されます。
病院によりますと人件費の増加や医療機器の価格高騰などで今年度の収支決算は約6億4000万円の赤字となる見込みでこれは過去最大の赤字です。

曜日に関係なく均一に入院患者を受け入れることで、病床稼働率を平均2%から3%増やすことができ、1%増えるごとに、約1億円の増益が見込めるということです。

病院は土曜日の診療について「2026年度の実績をもって継続の判断を行う」としています。

テレビ宮崎
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