復活の思い込めたプログラムで挑む今季
「“しっかり復活したい”という思いとともに、“私らしいスケートをしたいな”という思いもあって。先生方から『舞依のスケートを見せて』と言っていただいたこともあって」
五輪シーズンとなる今年だが、三原はプログラムに過去に滑ったものをチョイスした。
ショートは、キャリアハイとなった22-23シーズンに滑っていた『戦場のメリークリスマス』。三原のスケート人生を表しているという彼女を代表するようなプログラムだ。
そしてフリーは、2シーズン前に使用していた『Jupiter』。このシーズンにも足を痛めてしまい、滑り切ることができなかったという思いから、今季滑ることで完成形を見せたいという思いが込められているという。
“完成形の演技”を求めて三原がこだわるのが、3回転ジャンプ―3回転ジャンプの連続ジャンプ。
「以前滑っていたプログラムだからこそ、やっぱり3回転+3回転まで跳んでこその完成度というのを自分の中で目標として持っていて、その中で以前よりレベルアップした姿を見せられるようにと思っています」
ケガの影響で昨季投入することのできなかったコンビネーションジャンプ。今年の全日本で成功させたいという一心で、“毎日跳んで帰る”ということをノルマにして練習に臨んでいるという。
