宮城県が進めるみやぎポイントの活用の一環として、県は地元企業2社と連携し、企業が発行するポイントを「みやぎポイント」に交換できるようにする事業を始めました。

12月16日、県庁では村井知事と、東北電力の石山一弘社長、日専連ライフサービスの菅原亨社長が共同で会見を開きました。

この中で、東北電力と日専連ライフサービスが、それぞれの利用者や会員に独自で発行しているポイントを、県の「みやぎポイント」に交換できるようにすると発表しました。

ただ、交換するだけではありません。
交換すると、もとのポイントより5パーセント上乗せされた「みやぎポイント」が付与されます。

例えば、1万ポイントを交換した場合、みやぎポイントを1万500ポイントもらえるということです。

県では、県民の防災力向上とデジタル活用の推進を目的に、2024年からみやぎ県民公式アプリ「ポケットサイン」を運用していて、みやぎポイントはこのアプリ上で使用することができます。

宮城県 村井知事
「なるべく民間の力を借りながら、この事業を継続させていく。加入者を増やしていきたい」

東北電力 石山一弘社長
「県内の店舗などでのご利用により、地域経済の活性化にも寄与していただける」

みやぎポイントは、宮城県内のコンビニやドラッグストアなどおよそ2200店舗で、1ポイント1円で利用することができます。

ポイントの交換は、16日から申し込みを受け付けているということです。

仙台放送
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