あなたの好きな言葉を書きます。四万十市の高校生が特技の書道を生かし、1年が楽しみになるカレンダーを作りました。
「宿毛まちのえき林邸」で2026年のカレンダーに文字を書き込む毎年恒例のパフォーマンスを行いました。『焼飯大盛』やイラストも。実は書いている言葉はー
高校生:
「“あなたの好きな言葉書きます”っていうのやっているので、ぜひ来てください」
お客さん:
「はーい」
高校生:
「無料でやってます」
お客さん:
「無料で?行きまーす」
訪れた人の好きな言葉を聞き、字の大きさや構図などをその場で考えて書きます。清水高校の写真部のために書いた作品。タイトルは『想いを(カメラ)映す』です。
こちらの男性がリクエストしたのはー
男性:
「“損から始まり得で終わる それが人の生きる道”」
文字数が多く難しそうですが…
男性:
「すごいですね、上手に書きますよ。ありがとうございます。『得』っていうのが大きいとこがいいですね」
こんなリクエストも!
高校生:
「どうですか?」
お客さん:
「ありがとうございます、飾らせてもらいます。これは(義丈)ですね主人の名前なんですけど、部屋に飾ってもらおうかなと思って」
高校生が思いを込めてしたためた書に、訪れた人たちは大満足のようでした。
県立中村高校・書道部部長 宮崎柚帆さん:
「渡したカレンダーを見て笑顔になっていただけてとてもうれしいです。(訪れた人の) 目標にしたいことなどを書いたので、それを見て前向きな気持ちになっていただけたら」
中村高校の書道部は12月26日にサニーマート四万十店でもこのパフォーマンスを行う予定です。