高校生のごみ拾い日本一を決める「スポGOMI甲子園全国大会」がこのほど東京で開かれ、佐世保工業チームが長崎県代表として出場しました。
スポGOMI甲子園2025の長崎県代表、佐世保工業高校の「ダストダッシュ団」です。
この大会は、日本財団が進める「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開かれ、スポーツ感覚でごみを拾い集めた種類や総重量でポイントを競います。
競技時間は1時間、選手たちは3人1組で東京のスカイツリー周辺の約1.5km圏内でごみを集めました。
2025年で7回目の大会には全国から42チームが参加し、佐世保工業は大通りを避け、細い路地を回る作戦をとりましたが、思い通りにはいきませんでした。
山口麗愛さん
「思ったより街中に(ごみが)なくて、しかも場所が全然わからないから行ったり来たりして、時間がかかったので悔しいです」
中間悠月さん
「ポイント、ポイントが高ければいいと思います」
結果は22位でしたが、平和のメッセージを込めたごみ拾い用の手作りグッズが注目され、オリジナルアイテム最優秀賞を受賞しました。
「スポGOMIでごみを拾うことも平和な世界を作るための小さな一歩と信じています」
全体で回収されたごみの総重量は348kgにも上り、高校生たちは達成感で清々しい表情を見せていました。