愛媛で水揚げされた完全養殖された”マサバ”

愛媛県愛南町で水揚げされたのは「マサバ」。
天然の稚魚や卵に依存せず、人工的にふ化させた卵から成魚まで育てた”完全養殖”です。

8センチの稚魚が1年半で30センチに

愛南町のヤマニ中田水産では提供から1年半が経ち、8センチほどだった稚魚がおよそ30センチ、620グラムまで成長していました。

養殖業者・大戸友也さん:
「だいぶ天然のサバの漁獲量が減ってきているので、養殖物などで代用できたりとかしていけたらいいかなと」

1年半で稚魚が成長して出荷へ
1年半で稚魚が成長して出荷へ
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完全養殖なので寄生虫に強く安全性が高いのが魅力

水揚げされたマサバは、愛南町内の飲食店に卸され、愛媛県内では来年の夏までにあわせて1万7千尾の出荷が見込まれています。
完全養殖マサバは寄生虫に強く、安全性が高いということで愛媛県は、卵から育てる養殖技術を確立し、安定した供給につなげたい考えです。

次世代の養殖魚として期待高まる
次世代の養殖魚として期待高まる
テレビ愛媛
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