2026年1月下旬に中国への返還が発表された双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイを一目見ようと、東京の上野動物園には大勢のファンが訪れている。

早瀬結香記者:
パンダの返還が発表されてから一夜明け、その姿をひと目見ようと多くのファンが並んでいます。

上野動物園で生まれた4歳の双子のパンダ、シャオシャオとレイレイは2026年1月下旬に中国に返還されることになった。

発表から最初の開園日となった上野動物園では、16日から自由観覧ではなく、整列順に1人1分程度の時間内で観覧となっている。
パンダファンたちは「会える時に会って、明るい気持ちで旅立ちを応援して、これまで本当に育ってくれてありがとう」「本当に一瞬だけこっちを向いてくれた。これがきょうのベストショットです」などと話した。

上野動物園によると、12月23日からは、ウェブでの申し込みが必要となり、観覧の最終日は2026年1月25日という。
2頭の返還で国内にはパンダがいなくなることになり、東京都は、中国側に新たにパンダ2頭の貸与を求めているが、中国側からの回答はないという。
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