日本最大の暴力団で、兵庫県などで特定抗争指定暴力団に指定されている「山口組」が13日、静岡市清水区で会合を開きました。
捜査関係者によりますと、山口組は静岡市清水区の傘下の清水一家の組事務所で、直系組長が顔を合わせ正月を迎える儀式「事始め式」を開催したとみられます。
組事務所には司忍こと篠田建市組長をはじめ、竹内照明若頭など最高幹部が集まり、県内外の警察が出入りする幹部の顔ぶれを確認していました。
山口組は、神戸山口組との分裂抗争で兵庫・神戸市の総本部事務所などの使用が制限されて以来、この時期、浜松市の組事務所を会合の会場として使っていました。