アメリカ中央軍は13日、シリアで過激派組織「イスラム国」の襲撃を受け、アメリカ軍兵士など3人が死亡したと明らかにしました。
トランプ大統領は報復に言及しました。
トランプ大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に対し、過激派組織「イスラム国」の襲撃を受け、アメリカ軍兵士2人と民間人通訳1人の合わせて3人が死亡したことを受け「報復」すると明らかにしました。
トランプ大統領:
(Q. イスラム国に報復するのか?)報復する。我々は報復する。
3人はシリアとともに治安維持にあたっていたということで、トランプ大統領は「待ち伏せ攻撃を受けた。イスラム国によるアメリカとシリアへの攻撃だ」と説明しました。
アメリカのメディアは、アメリカ軍とシリア軍の車列がシリア中部パルミラで攻撃を受け、ほかにもアメリカ軍兵士3人とシリアの治安部隊2人が負傷したと報じていて、襲撃した「イスラム国」のメンバーは交戦中に殺害されたということです。
AP通信によりますと、2024年末にアサド政権が崩壊して以降、シリアでアメリカ軍が攻撃を受けて死者が出るのは初めてです。