鈴木農水相が視察に訪れたのは、酒田市の海岸にある松林で松くい虫による被害が拡大しているエリア。
一度被害にあうと再生することはなく、被害の拡大を防ぐために伐採される。
しかし、伐採が追いついておらず、倒木等の二次被害も発生している。
現地確認のあと鈴木農水相は、庄内海岸林の関係者と意見交換も行った。
（鈴木憲和農水相）
「海岸沿いの松林の果たす役割は、この地域で生活・農業をする上で、砂が飛んでこないようにする機能や風を防ぐ機能など大きい。しっかりと再生に向けて国と県と自治体、森林関係者と連携して取り組みを進めていきたい」
また鈴木農水相は「道路沿いや農業用ハウスの近くなど倒木により人的被害の恐れがある箇所については、優先して取り組みを進めたい」とした。
