12月12日午前11時44分ごろ、青森県東方沖を震源とする最大震度4の地震が発生しました。震度3の揺れを観測した岩手県久慈市からが中継。(報告:三倉茉裕子アナウンサー)
久慈市の久慈港からお伝えします。
12月8日の地震では国内で最も高い70cmの津波を観測しましたが、12日は津波の観測はありませんでした。
午後6時時点では港は静まり返っていて、穏やかな海が広がっています。
地震の直後に津波注意報が発表された際には、10隻の船を沖に避難させたほか、港内の全ての水門を閉鎖するという措置が取られました。
その時点では水揚げを終えていたため、水産業に大きな影響はなかったということです。
漁協関係者に話を聞くと「きょうは何事もなくてよかったが、いつ大きな地震や津波が来るか分からず不安だ」と話していました。
ただ「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は引き続き発表されていて、日常生活でもなりわいでも心が落ち着かない日が続きます。