岩手県盛岡市の盛岡八幡宮では、新年に向けて1年の汚れを落とし清める「すす払い」が始まりました。

盛岡八幡宮で始まった伝統行事「すす払い」は、正月の準備を始める日とされる12月13日の「事始めの日」を前に12日から始まりました。

12日は神事の際に着用する装束「浄衣」に身を包んだ神職2人が、長さ約4mの笹竹を使い拝殿のほこりを払い清めていました。

すす払いは1週間ほどかけて境内にある約30の社で行われる予定です。

盛岡八幡宮権禰宜 熊谷政秀さん
「すがすがしい気持ちで参拝して、その年を迎えていただきたいという思いで、すす払いをしている」

盛岡八幡宮では正月三が日の人出を2024年と同じ規模の23万5000人と見込んでいて、混雑が予想されることから公共交通機関の利用を呼びかけています。

岩手めんこいテレビ
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