島根県松江市出身の元プロ野球選手・梶谷隆幸さんが12月12日に島根県警の「一日交通部長」に任命され、母校・開星高校で後輩たちに自転車の交通マナーの徹底を呼びかけました。
「あなたを一日交通部長に任命します。よろしくお願いします。
「ありがとうございます。」
島根県警本部であった一日交通部長の任命式。
警察官の制服姿の梶谷隆幸さんに任命書が手渡されました。
一日交通部長・梶谷隆幸さん:
野球も自転車もヘルメットが大事であるということを呼びかけ、ヘルメットの重要性を伝えていきたいと思います。
松江市出身の梶谷さんは、2006年に開星高校からプロ野球入り。
横浜や巨人で活躍し、2024年に18年の現役生活にピリオドを打ち、現在は解説や野球教室などを行っています。
一日交通部長・梶谷隆幸さん:
今から母校の開星高校に行って、ヘルメットの重要性を説いてきます。
任命式のあとは、母校の開星高校で一日交通部長の任務に。
自転車乗って登場自転車にまたがり登場し、全校生徒約700人を前に自転車の安全な利用を呼びかけます。
単純に話をするだけではありません。
「ベースとかけまして見通しの悪い交差点と解きます。」
「その心は。」
「どちらも四角(死角)です。」
「野球なぞかけ」で分かりやすく教えます。
また、持ち前の身体能力を生かして法令に違反した自転車の乗り方を披露。
実演を交えてながら運転の危険性やヘルメット着用の重要性を伝えました。
生徒:
「ヘルメットは登下校着用しています。」
「自転車に乗っているとき連絡とか来たら携帯をすぐ触ってしまうので、そういうの絶対やめようと思いました。
一日交通部長・梶谷隆幸さん:
私もでしたけど若い時は格好を気にしたりというのもあると思うが、自分だけじゃなくて相手のことも家族のことも守れると思うので、安全運転の徹底というのはしなきゃいけないと思います。
母校のスーパースターの呼びかけに生徒たちも交通安全を誓ったようでした。