スペインで出勤時間が早すぎるなどを理由に女性社員が解雇されました。
地元紙などによると、スペイン・アリカンテの物流会社に勤める女性社員が2023年から勤務開始時間より約40分早く出勤していました。
会社側からやめるよう繰りかえし指示されたにもかかわらず、始業時間前の出社を続けていたため、会社側は女性社員を解雇しました。
女性は不当だとして裁判に訴えました。
裁判で女性社員は「多大な業務を管理するため」と主張しましたが、裁判所は「正当な理由を証明できない」「信頼関係を著しく損なう重大な不服従・不正行為」として、会社側の主張を認める判決を下しました。
裁判の過程で、女性社員が勤務管理アプリで職場を離れた後に退勤を登録していたことや、会社車両の使用済みバッテリーを無断で売却していたことなどが確認され、これも考慮されたということです。