「札幌西区の住宅街に来ています。場所によっては、私のくるぶしくらいまで雪が積もっています。雪を握ってみると簡単に塊になるほど、水分を多く含んでいます」(糸口真子アナウンサー)
車の上にこんもりと積もった雪。
12月11日の札幌市は、湿った雪が勢い良く降り、24時間降雪量は21センチと、今シーズン一番の大雪となりました。
湿った重たい雪に、市民もひと苦労です。
「重たいですね。今日の雪は下の方が水っぽい」
「(Q:今年初の雪かきはどうですか?)足が動かなくて大変です」
「20センチ以上ある。今日と明日はやばいですね」(いずれも札幌市民)
24時間で降った雪の量は、小樽市と余市町で33センチ、留萌市幌糠で32センチなど、日本海側を中心に多くなりました。
旭川市でも20センチ以上の雪が降り、市民は朝から雪かきに追われました。
「いやもう勘弁してほしいです。びっくりですね。こんなに降っていると思ってなかったんで」(旭川市民)
交通機関にも影響が出ています。
新千歳空港では欠航や遅れが相次いでいて、出発・到着便合わせて52便が欠航となりました。(11日午後4時30分時点)
11日夜からはさらに雪がと風が強まり、大荒れとなりそうです。
12日夕方までに降る雪の量は、日本海側の多い所で50センチの予想で、より一層の注意が必要です。