11月に新潟市北区に住む70代女性から現金100万円をだまし取ろうとした疑いで、滋賀県に住む15歳の少年が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、滋賀県草津市の自称建設作業員の少年(15)です。
少年は氏名不詳者らと共謀し、11月17日に新潟市北区に住む70代女性の自宅に息子を装って「かばんと会社の書類をなくしてしまった。支払いのために100万円必要だ」などとウソの電話をかけました。
その後、滋賀県草津市の14歳の男子中学生が受け子として女性のもとを訪れますが、女性が息子に確認をしたところ、詐欺であることが発覚。詐欺は未遂に終わり、受け子の男子中学生はその後、緊急逮捕されました。
この男子中学生の捜査の過程で少年の関与が明らかになり男の逮捕に至りました。
警察によりますと、少年は受け子の勧誘役とみられていて、受け子の男子中学生とは面識のある関係だったということです。
警察は共犯事件であることから捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。警察が共犯者や余罪について調べています。