東京・歌舞伎町のバーで目撃されたのは、店内に保管されていた2つの金庫を盗んでいく犯行の一部始終です。
被害店舗のオーナーも「こんな大胆にやる方がシンプルにいるんだって」と驚きを隠せない、大胆な手口とは。
防犯カメラが金庫泥棒を捉えたのは、12月7日午後1時ごろ。
閉店中の店内での出来事でした。
手前の人物はバーのスタッフ。
オーナーによりますと、金庫泥棒は店の前で酔っ払っていたスタッフに声をかけ、介抱するそぶりを見せながら店内に侵入したといいます。
男は「あなたを復活させるのが大事だから!」「この辺は(金庫)大丈夫?」などと金庫を確認するそぶりを見せながら、スタッフにソファで休むように誘導。
10分ほど会話をしてスタッフが寝たことを確認すると、物音を立てないよう、慎重かつ大胆に金庫ごと盗んでいきました。
被害店舗のオーナー:
本当に良心で(介抱を)やってくれていると思ったけど…。
金庫に入っていたのは約1週間分の売上金など、現金100万円ほど。
オーナーによりますと、付近の飲食店でも同様の被害があったと耳にしたことがあるといいます。
被害店舗のオーナー:
常習犯らしくて、周りで知っている方が何人かいて、捕まって反省したほうが良いと思います。歌舞伎町の評判が落ちるので、やめてほしいなって感じです。
店は被害届を提出し、警視庁が10日に受理しました。