「富山のくすり」のブランドイメージを高めようと、富山市は薬の歴史や文化を学べる体験型の施設をオープンさせます。
「仮称 とやまくすりミュージアム」が整備されるのは、富山駅北口の商業ビル「アーバンプレイス」の3階と4階で、この場所には一昨年まで北陸電力のエネルギー科学館「ワンダー・ラボ」がありました。
施設は「富山のくすり」をテーマとし売薬文化から最先端の医薬品開発の展示をそろえ、デジタル技術を用いた体験型の展示も設置される予定です。
富山市は年間16万人の入館者を見込み2028年秋ごろの開館を目指しています。
整備に向けて市は12月補正予算案に債務負担行為として32億円を計上していますが、一部の市議からは「施設の内容についてまだ議論が必要」「12月定例会で議決する必要がない」などの声もあがっています。