県立高校の生徒を全国から募集する制度で、県教育委員会は新たに、氷見高校で導入を検討する考えを示しました。富山県内では2校目となります。
*県教育委員会 廣島伸一教育長
「氷見高校での全国募集の導入について学校を交えた検討を進めていく」
10日の県議会予算特別委員会で廣島教育長は、氷見高校について、地元の企業と連携した課題解決型の探究学習が行われるなど、全国にアピールできる特色を持っているとして、全国募集の導入を検討する考えを示しました。
氷見高校での全国募集は今年7月、氷見市が県に要望し、再来年度の導入に向け地元関係者などと準備を進めています。
県立高校の全国募集は、高校の魅力発信や生徒数の確保などを目的に今年度、南砺平高校で初めて導入され6人の生徒が入学しています。
氷見高校で実施されれば県内2例目ですが、県教委によりますと、今のところ氷見市以外の自治体から導入の要望はないということです。