来年20回目を迎える名古屋の「春節祭」が、日中関係の悪化で延期されることになりました。。
「名古屋中国春節祭」は、中国の旧正月の春節に合わせ、2007年から日中友好イベントとして毎年開催されていましたが、実行委員会は2026年の開催を延期することを決めました。
中国から来日するショーの出演者が辞退したほか、日中関係の悪化から来場者の安全確保が難しいと判断したためということです。
延期後の開催日程は未定としていて、実行委員会の陳秋揚委員長は「来年は20年の記念の回で、こんなことになりショック」とコメントしています。
また、愛知県の大村知事は12月10日の会見で延期について「大変残念」と述べたうえで、自身も2025年度中に目指していた県の友好都市中国・江蘇省への訪問が双方の公務の都合で見送りになったと明らかにしました。