ことし9月、大阪市北区の立体駐車場で赤ちゃんを乗せたベビーカーが落下し重傷を負った事故で、警察は駐車場の元アルバイト従業員の男性を業務上過失致傷の疑いで書類送検しました。
ことし9月、大阪市北区中崎西の機械式立体駐車場で、生後6か月の女の子が乗ったベビーカーが、深さおよそ30センチのくぼみに転落し、女の子は頭の骨を折るなどの重傷を負いました。
当時、女の子の母親が車を駐車場に入れ、車内からおろしたベビーカーに女の子を乗せたところ、突然シャッターが閉まり車を乗せていた台が回転し、ベビーカーが落下したということです。
警察は10日、利用者の安全を確保する注意義務を怠って機械を操作し、女の子にけがをさせたとして駐車場の元アルバイト従業員の男性(65)を業務上過失致傷の疑いで書類送検しました。