11月以降、霧島市で野生のイノシシから相次いで検出されていた豚熱ウイルスが、曽於市でも初めて確認されました。
県によりますと、12月1日と4日に曽於市財部町でわなで捕獲した野生のイノシシ2頭を遺伝子検査したところ、8日に豚熱に感染していることが判明しました。
県内での感染例はこれで6例目・7例目で、5例目まではいずれも霧島市でしたが曽於市で初めて確認されたことになります。
県は、猟友会などが設置したわなにかかった野生のイノシシから毎週10頭ほどの血液検査を行っていて、曽於市の事例はいずれもこの検査で判明したということです。
今回確認された7例目の半径10キロ圏内にある22の農場に異常は確認されていないということです。