早くも2026年の「恵方巻き」商戦がスタート。
節約志向をにらんだ“コスパ重視”の恵方巻きが注目されている。

贅沢な品を揃える一方で、前年より値下げの商品も

柳原弥玖記者:
ずっしりと重たいです。

この記事の画像(16枚)

柳原弥玖記者:
すべての具材が口に入りきらないです。

大手スーパー「イオン」では、26種類の具材が入った、太さ14センチ、重さ1.7キロの「ごくぶと巻き」。

たっぷりのズワイガニを使用した1万円の恵方巻など、贅沢な品を揃える一方で…。

柳原弥玖記者:
こちらの恵方巻き、コメを少なめにし、サーモンを漬けマグロに変更するなど工夫をし、去年より420円安く販売されます。

マグロやエビ、いくらなどが入った海鮮恵方巻き。コメの量を減らし、太さを6.5センチから5.5センチに。

さらに、サーモンを「漬けマグロ」に、かんぴょうを「刻みたくあん」にするなど具材の組み合わせを見直して、前年より400円以上、値下げした。

イオンリテール食品本部デリカ商品部・金子聡部長:
価格を見直したのはリニューアル含め4品目。買いやすい価格へ引き下げて、そしてたくさん食べていただきたい。

また、2026年の節分は平日とあって、前倒しでの週末パーティーを見込んだシェアできるラインアップを強化。

“コスパ良く自由に楽しみたい”という方には、“タコス恵方巻”も提案している。

カルローズ米をブレンドして価格抑える

物価高で注目が高まる、コストを抑えた恵方巻き。

浅川由梨子記者:
ローソンは通常の恵方巻きに加えて、今年初めてカルローズ米を使用した恵方巻きを販売します。

具材にクリームチーズマヨネーズをあわせた洋風仕立ての恵方巻で…

使用するコメに、比較的安価なカルローズ米を10%ほどブレンド。

これにより価格を1割ほど抑えることができ、定番商品で最安値のサラダ巻きより60円安くなっている。

浅川由梨子記者:
お米の部分が少しパラっとしているので、濃厚な具材ともバランスがとても良いです。

相次いで登場する“コスパ重視”の恵方巻き。
2026年は「南南東」の方角を向いて食べるのが良いという。
(「イット!」12月9日放送より)