2023年の自転車ロードレース大会ツール・ド・北海道でコースの安全管理を怠り、出場選手を死亡させた疑いで、道警は主催者の男性3人を書類送検する方針を固めました。
道警が業務上過失致死の疑いで書類送検する方針を固めたのは、ツール・ド・北海道協会の理事長ら男性3人です。
捜査関係者によりますと3人は2023年9月、上川の上富良野町での自転車ロードレース大会でコースの安全管理対策を怠り、当時大学生だった男性選手の自転車が対向車線にはみ出し、乗用車にはねられる事故を起こさせ、死亡させた疑いがもたれています。
当時の現場では対向車線の通行規制が機能せず、車やバイクなどが進入していました。
道警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けるとみられています。