12月8日は太平洋戦争が始まった日です。
節目の日にあわせ北海道の被爆者団体などが核兵器廃絶などを求める共同声明を初めて出しました。
「核兵器というものの怖さをもっともっと知ってもらいたい」(北海道被爆者連絡センター 宮本須美子代表理事)
太平洋戦争が始まった1941年12月8日。
その節目に合わせて被爆者団体や平和を訴える団体4つが初めて共同声明を出しました。
広島と長崎に原爆が落とされてから80年。
いまだ世界が核兵器の脅威にさらされていることから、高市総理大臣に核兵器廃絶や核兵器禁止条約への参加を求めています。
「戦後80年 90年 100年と進んでいく中で実効性のある核廃絶を目指していく」(北海道平和運動フォーラム 岡村孝一事務局長)
「核兵器のない世界をつくるために(今後も被爆者と)ご一緒したい」(原水爆禁止北海道協議会 嶋田千津子事務局長)
北海道によると、道内で被爆者健康手帳を持っているのは171人。平均年齢は86.85歳となっています。