12月8日の北海道内は各地で雪が降っています。札幌市中央区の様子は…


 6時現在、札幌中央区では、ほとんど雪は降っていません。

 帰宅時間を迎え、だんだんと人通りが増え始めてきました。大通公園で開催されているクリスマス市やイルミネーションの方に向かって歩く人の姿も多く見られます。

 午後6時の気温は2.2度、積雪量は4センチ。1時間ほど前から積雪量に変化はありません。

 歩道は、ロードヒーティングで雪が解けて歩きやすいような状態ですが、場所によっては、まだジャリジャリとしたシャーベット状の雪が残っている所もあり、少し歩きにくい状態です。

 ロードヒーティングの方から歩いてきた皆さんは、雪が残っている場所では少し足元を気にして注意しながら歩いているような状態でした。

 車道は中通りの方に入ると、横の方には先ほど降った雪が積もって残っています。ただ、道路の中心の方は車が通って圧雪になり、少し光っているので、滑りやすい状態になっています。

 タクシー運転手は「このあと夜になって気温が下がるとアイスバーンになり、滑るかもしれない。雪があるところは、道がガタガタになるので、運転には気をつけたい」と話していました。

 このあと、外出予定の方は十分お気をつけください。


 この1日で一気に景色が変わりました。シーズン初めは特に注意が必要ですが、札幌には「大雪注意報」が出ていて9日の朝にかけてまた新雪となりそうです。

 日中湿り雪が降ったので、凍ったアイスバーンの上に新雪と、見た目以上に滑りやすい状況となりそうです。

 9日朝は氷点下2℃まで下がります。路面状況にはとくに注意が必要です。

 今回の雪は、このまま春まで溶けない”根雪”になりそうです。

 今週の週間予報を見ると、特に12月11日(木)から12日(金)にかけて、14日(日)の夜から15日(月)にかけて、積雪が増え、いっそう雪が深まっていきそうです。

 風向き次第で量的なものは見えてきませんが札幌では雪雲がかかりやすい日が増えてきそうです。雪かきも必要となってきそうですので、朝も早めに起きて状況を確認した方がいいかもしれません。

北海道文化放送
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