阿蘇市の阿蘇神社で8日、楼門に大しめ縄が飾り付けられました。
地元住民でつくる伝承会が、拝殿や楼門などに飾る大小計11本のしめ縄を奉納しました。
国の重要文化財の楼門には、長さ7・5メートル、重さ約150キロの大しめ縄が飾り付けられました。
伝承会によりますと、9月から本格的な作業に入り、地元のもち米のワラを使って仕上げたということです。
一の宮町大注連縄伝承会の田嶋 忠弘 会長は「震災がないようにと五穀豊穣を願って奉納しました」と話していました。
阿蘇神社では、来年の三が日で約12万人の参拝客を見込んでいます。