脳の健康寿命を延ばそうと、宮城県の公式アプリ「ポケットサイン」で、12月9日から「脳トレ」ができるようになります。1年間続けると脳が10歳以上も若返る効果が期待できるということです。

12月8日、村井知事とアプリを監修した東北大学の川島隆太教授が会見を開きました。

9日から利用が始まる「みやぎ脳トレ」は、宮城県の公式アプリ、ポケットサインで提供されます。 アプリでは6種類の脳トレがあり、ゲーム感覚で楽しみながら、認知機能の維持を図ることができるそうです。

県などによりますと、脳トレは1日5分、週に3回以上すると効果的で、1年間続けると脳年齢が平均で10.6歳若返る効果が得られるということです。

高齢者には認知機能の維持や安全運転の継続を、働き世代には集中力の維持や疲労回復などの効果が期待できるといい、県はこれをきっかけに、「ポケットサイン」をダウンロードしてほしいと呼びかけています。

東北大学発ベンチャー企業NeU 川島隆太取締役
「ぜひ宮城県のみなさんに広く使っていただいて、県民みなさまの生活の質をしっかり向上する。本当に理想論ですよ、宮城県から認知症をゼロにしたい」

宮城県 村井知事
「宮城県民は無料で脳トレを使えるということで、一人でも多くの方にご利用いただきたい」

仙台放送
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