人気店の商品が手軽に手に入る、九州初の新たな買い物スポットが福岡市の商業施設にオープンしました。
◆記者リポート
「コストコ…ではなく『コストゴー』と看板が出ています」
4日、福岡市中央区の「マークイズ福岡ももち」にオープンした「コストゴー」。
「コストコ」の商品を専門に扱うセレクトショップで、7日はオープン後初めての週末ということもあり、大勢の買い物客でにぎわっていました。
店では大容量の商品だけでなく小分けでの販売も行われていて、人気のベーカリーコーナーに商品が補充されると…
◆記者リポート
「みなさんマフィンを次々と手に取っています」
◆買い物客
「マフィンがおいしいって言ってたのでそれを買った」
◆買い物客
「チーズタルトと豚汁。娘とかが(コストコに)行って、チーズケーキをホールで買ってきてくれてすごくおいしくて」
コストコと言えばー
去年11月にオープンしたコストコ小郡倉庫店。
オープン予定は午前8時でしたが、その4時間前の時点ですでに500人以上の客が長蛇の列を作り、その人気ぶりを改めて印象づけました。
「コストコ」はアメリカ発の会員制倉庫型スーパーで、食品から日用品、家電製品など豊富な「品揃え」に、とにかく「大容量」で「安い」のが特徴です。
現在、福岡県内には北九州市・久山町・小郡市に3店舗ありますが、すべて、都市部から離れた郊外にあります。
そんなコストコの商品を仕入れて都市部で販売するいわゆる「再販店」がいま人気を集めているんです。
福岡市早良区の高取商店街にある「マルコストア」も再販店のひとつです。
店舗へのアクセスもよく、コストコを利用する場合に必要な会員登録や年会費も必要ないため、「再販店」は年々増えています。
そんな中、九州では初出店となる再販店「コストゴー」の最大の特徴は、なんといっても規模の大きさです。
◆コストゴー MARK IS 福岡ももち店 袴田航生さん
「品揃えでいうと、約1500点を取り扱っています」
小規模の再販店や、店頭の一画でコストコ商品を一時的に販売する店はありますが、1000点以上の商品を取り扱う常設店は珍しいといいます。
仕入れや小分けなどに手間がかかる分、販売価格は通常より2~3割ほど高めに設定されていますが…
◆買い物客
「大量買いしかできなかったので、友達とシェアとかしていたが、個別で一個ずつ買えるなら(高くても)こっちの方が助かる」
◆コストゴー MARK IS 福岡ももち店 袴田航生さん
「店舗としてもラインナップを変えながら常に楽しいお店にしていきたいと思っているので、気軽に何度も足を運んでいただければうれしい」