神戸市のマンションで24歳の女性を殺害した疑いで逮捕された男が「叫ばれたので刺した」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
谷本将志容疑者（36）はことし8月、神戸市中央区のマンションで女性（24）をナイフで複数回刺して殺害した疑いで逮捕され、その後、ストーカー規制法違反などの容疑で追送検されました。
谷本容疑者は殺意を否認していてこれまでの供述などから2人に面識は無かったとみられます。
■「エレベーターの中でペティナイフを突き出して言うことを聞かせようと思ったが、叫ばれたので刺した」
その後の捜査関係者への取材で谷本容疑者が「エレベーターの中でペティナイフを突き出して言うことを聞かせようと思ったが、叫ばれたので刺した」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
谷本容疑者について、神戸地方検察庁は事件当時の精神状態を調べるため、9月から鑑定留置を実施していて、きょう=8日終了しました。
検察は勾留期限の今月11日までに起訴するかどうかを判断する見通しです。
