能登半島地震で被害を受けた輪島高校ではグラウンドに完成した仮設校舎での授業に向け、生徒たちによる引っ越し作業が行われています。
輪島市の輪島高校は能登半島地震の影響で校舎が傾いたりヒビが入るなど大きな被害を受け校舎2棟が使えなくなりました。このため生徒たちは被害の少なかった残り1棟の校舎で授業を受けてきました。
こうした中、今年10月末高校のグラウンドに仮設校舎が完成し、8日は生徒たちが朝から机や椅子などの引っ越し作業を行いました。
2階建ての仮設校舎は6つの教室と、職員室、理科実験室などを備え主に1、2年生およそ150人が使う予定です。
男子生徒：
「だいぶ傾いたりしていたけど新しい校舎は勉強しやすいと思う。環境も良くなるし勉強という面ではやり易くなります」
「ちょっと楽しみな感じです。傾いていたりしてたので不便でした。勉強ははかどると思う」
仮設校舎での授業はあす9日から始まります。
