大麻を所持した罪に問われている俳優の清水尋也被告が8日午前、東京地裁で開かれた初公判で起訴内容を認め、謝罪した。
黒のスーツ姿で法廷に姿を見せた清水被告は、職業について尋ねられると、「俳優をやっています」と落ち着いた様子で答えた。

清水尋也被告は9月、都内の自宅で乾燥大麻およそ0.4グラムを所持していた罪に問われている。
東京地裁では、裁判の傍聴券を求める多くの人が列を作った。
傍聴券に並んだ人:
テレビから入ってくる情報で反省しているのは伝わってきたので、どんなことを話されるのかなというのはすごい気になります。
8日の初公判では、罪状認否で「間違いないですか」と聞かれると、「ないです」と述べ、起訴内容を認めた。
また、被告人質問で理由について問われると、「主にストレスの緩和やリラックス目的だった」と述べた上で、家族や仕事関係者らに対し「後悔してもしきれない。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

検察側は常習性や依存性などを指摘し、拘禁刑1年を求刑した。
裁判は即日結審し、判決は19日に言い渡される。
